everiGo開講から1か月が経過しました

everiGo開講から1か月が経過しました

一か月の様子について

業務に携わる中で必要になるWord,Exel,PowerPoint等の基本的なオフィスツールの使い方と、ITに関する基礎知識やwebシステムの基本的な仕組みについて学習しました。
everiGoはエンジニアやプログラマーとして就職を目指すプログラムですが、実際の業務ではコーディング以外に資料作成等の事務作業も存在します。そのため最初はオフィスツールの学習を行っています。また、ITやwebシステムに関する基礎知識も、プログラミングをしていく上で役立つ内容になっています。

受講生の皆さんと接していると、ITの楽しさを見出し始めている人、難しいと感じているけど頑張っている人、実務経験を活かしている人、絶対分かるようになるぞというガッツを見せる人等々、十人十色です。同時に、工夫しながら楽しんでいるのを肌で感じています。筆者も元everiGo受講生ですが、当時の私もここの内容つまづいたな、とか、全角スペースキー1つ紛れているだけで処理失敗するの面食らうよね等々、少し懐かしい気持ちになりました。

今後の学習内容について

これからシステム環境を動かし、実務を想定した講義に移行します。ここから先は考える事も手を動かすこともどんどん増えていきます。よく分からない英語のエラーメッセージが出てきて、事前学習で予習したのに上手くいかないことも出てきて…といった具合で、予期しないエラーや環境トラブルに遭遇するようになり、今まで以上に質問する機会が増えていくと思います。先日の環境構築でこれからついていけるのか不安になった人もいるかもしれませんね。

皆様の中にも質問する事に苦手意識や心理的負荷を感じる方が結構いるのではないかと思います。何が分からないのか、どこが分からないのか。分からない事に不安や混乱を感じるのは当然です。今起きている問題を分解して整理するという事は、自分が今何が分からないのか、何を知りたいのかを明らかにする下地作りです。これが出来るようになると問題解決が早くなり、結果的に質問者の負担を軽くすることにもつながります。

自分だけ置き去りになるのは嫌だと思うのもそう。そういう時もどんどん共有してみましょう。自分の隣にいた人が過去同じエラーに遭遇していた、とか、会話の内容が解決の糸口になったというのはよくある事ですし、自分で考えて試した方法が実はとても難しいやり方だったと分かった!なんて事も多々あります。実はみんな分かんないや!なんてことも…それはそれで少し安心しますよね。三人寄れば文殊の知恵というやつです。

対話型AI等を用いるのも一つの方法ですが、使って終わりにしてはいけません。使う場合は何故そうなるのかを徹底的に調べて検証するようにしましょう。AIの出した情報と使い方を自分の力で判断し、制御できるようになった時があなた自身の進歩です。「よく分からないけど動いた!」は怖いですよ。

長くなりましたが、人の時間を奪ってしまうのはとても申し訳ないし、技術的な問題なら言語を駆使して探せば何とかなるから…と、人に頼るのが苦手だった筆者がeveriGoで実際に経験した事、感じた事を色々書いてみました。

everiGoはエンジニアやプログラマーとして就職を目指すプログラムです。専門職という言葉を聞くと、どうしても技術的に優れた人になることを意識しがちです。質問を通じて人に頼ることを覚える、人に頼る経験を通じて怖いことばかりじゃないんだなと思えるようになってくれたら嬉しいです。