Pythonを活用したデータサイエンス実践プログラム

北九州市内の企業を対象に、受講企業(あるいは受講企業が指定する場所)に赴き、Python環境構築、プログラミング基礎、データサイエンス基礎、Pythonライブラリを使ったデータ解析、企業の実データを使った解析ワークショップ等を実施します。
初級者から中級者(主に初級者)向けのプログラムとなっており、受講者のスキル・趣向性に応じてVOD講座受講を推奨し、受講者の知識の拡充を支援します。
使用する教材は、24時間閲覧・操作可能なLMS(学習管理システム)にて提供し、常時使えるオンライン会議室やチャットチャネルを活用しながら、オンサイト時間外の自主学習もしっかりサポートします。


■Pythonを使う3つの理由

✔ 圧倒的なお手軽さ
・初心者にもわかりやすいシンプルな構文体系
・豊富なライブラリで複雑なタスクも簡単に実装ができる
・実行が簡単なインタプリタ型言語

✔ 高い汎用性(豊富なライブラリ)
・WEBアプリケーションも簡単に実装できるライブラリが揃っている
・AI用の強力なライブラリで機械学習やディープラーニングのモデルが構築できる
・データ解析用のライブラリで大量データを簡単に解析・可視化できる

✔ 圧倒的なシェア伸び率
・2021年以降はトップシェア(出典:TIOBE Programming Community Index)
・教育用の教材としても使用され、実務でもシステムでも使用されている


日程:

下記A、Bのいずれか  ※プログラム時間:3.5時間 /1日 ×4日間(計14時間)

A日程2024/7/12(金)、7/26(金)、8/9(金)、8/23(金)   各13:30-17:00
- 応募締切 7/5(金) 必着 -
B日程2024/10/4(金)、11/1(金)、11/15(金)、11/29(金)   各13:30-17:00
- 応募締切 9/24(火) 必着 -
※ご応募多数のとき、予告なく募集を締め切らせていただくことがあります。

受講料:

77,700円 / 1社 ※1社につき5名まで参加可

カリキュラム内容:

第1回「Pythonプログラミング基礎」
Pythonプログラミングの統合環境であるAnacondaのセットアップから始め、Pythonの基本的な構文、データ型、制御構造、および関数を学びます。さらに、数値計算やグラフ作成などのライブラリを使用した実践的な応用事例を紹介します。
第2回「データの集計と可視化」
pandas、Matplotlib、seabornを活用してデータを集計し、ヒストグラムや箱ひげ図などのグラフィカルなデータ表現を作成し、データの視覚的分析を行います。
・pandas(エクセル感覚で表計算やデータ分析を手軽に行えるライブラリ)
・Matplotlib(データのグラフ化を手軽に行えるライブラリ)
・seaborn(統計的データ可視化を美しく簡単に行えるライブラリ)
 
第3回 「機械学習と回帰分析」
scikit-learnを用いて単回帰分析と重回帰分析を実施し、機械学習を用いたデータ予測モデルの構築方法を学びます。
・scikit-learn(機械学習モデルの構築と評価を効率的に行えるライブラリ)
第4回「ChatGPTとPythonの連携」
PythonからChatGPTのAPIを活用し、LangChainフレームワークを使って言語処理タスクを簡単に統合・管理する方法を学びます。
・LangChain
(言語系生成AIと連携して、言語に関するタスクを簡単に作成・管理できるフレームワーク)

講師紹介:

中武 繁寿
(北九州市立大学国際環境工学部 学部長・教授)

早見 武人
(北九州市立大学国際環境工学部 教授)

その他:

■企業・団体様にご用意いただくもの
・インターネット環境(講義を実施する場所にWiFi環境があるのが望ましいです。本学が提供するWEBサービス(LMS)にアクセスできる必要があります。)
・受講用PC(個人ごとにご用意ください。SSDストレージ、メモリ8GB以上推奨。)

本事業について:

このプログラムは、北九州市が実施する「北九州DX推進大学」として行っております。
同事業には、DXに役立ついくつかのプログラムがありますので、詳細は 北九州DX推進大学 のページをご覧ください。